2019年は首都ジャカルタにMRTが開通。インドネシア政府ばかりでなく、日本政府や日系企業にとっても永年の悲願であった地下鉄が登場しました。駅周辺の歩道整備も進み、Door to Doorに慣れたジャカルタっ子が街を歩く姿は新鮮。MRTの延伸、拡張計画があると聞きます。より多くの人が公共交通機関を利用するようになり、やはり19年に世界最悪の大気汚染を記録したジャカルタの空がクリアになるのに資するよう願います。

一方、インドネシアで操業する企業にとっては、2019年は厳しい年だったと言えるでしょう。多くの日系企業が注目する自動車販売は伸び悩み。中国経済の停滞、米中貿易戦争、ブレグジットで揺れる欧州情勢などで輸出入も縮小を余儀なくされました。しかし、労働者賃金は引き続き上昇。20年は効率化や自動化を検討せざるを得ないとの声が聞こえそうです。

おかげさまで弊社では2019年、弊誌『月刊インドネシア企業経営』のソフトコピー化への移行を遂げることができました。2020年も、インドネシアでの会社運営のサポートと有用な情報のご提供に努力を続けて参ります所存でございます。引き続きなにとぞよろしくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。 

北村浩太郎、兼松リサ