法令:大統領令2024年第139号、大統領令2024年第140号 いずれも10月21日 

内容:プラボウォ新大統領が率いるメラプティ内閣の構成、ポジション、職務と機能について定めた。7調整省、41省から成り、41省はグループIからIIIに分けられている。任期は2024~29年。41省について概観すると、

     ①    これまで一つの省だった法務と人権、公共事業と国民住宅、林業と環境、観光と創造経済は、それぞれ独立した省になった。

     ②    出入国管理は法務省を離れて出入国管理・社会省になった。

     ③    教育は、初等・中等教育省と高等・科学技術省に分離した。

     ④    情報通信省は通信デジタル省に変わった。

     ⑤    環境省は、環境管理庁を兼務する。

     ⑥    投資省は、投資川下化省になった。投資調整庁の兼務は維持。

     ⑦    創造経済省は、創造経済庁を兼務する。

大統領令2024年第140号の発行により、旧令の大統領令2019年68号は失効。



このほか今週は次のような法令をご紹介しております。

     ■ インド太平洋経済枠組みサプライチェーン協定のインドネシア批准(大統領令2024年第136号 10月18日)

     ■ インド太平洋経済枠組みのインドネシア交渉チーム(大統領決定2024年第28号 10月18日)

     ■ インドネシア法務人権省の税外収入見直し(政令2024年第45号 10月18日)

     ■ インドネシア農園基金の運用(大統領令2024年第132号 10月18日)

     ■ 北スマトラ・フードエステート管理庁(大統領令2024年第131号 10月18日)